あの頃の君へ〜eternal love〜

『Hey!Hey!Hey〜!!』



『今夜もショータイムが始まるよー!』



ノリの良い音楽をバックに、
プレーヤーたちも息を合わせて
ダンスを踊る。



すると、優弥が手招きするように
こちらへ視線を送ってきた。



『蓮っ!』



『お前の彼女が飲みに来てるぞ!』



『…えっ!?美希がっ…!?』



『ほらっ!あそこに!』



その指さす方へ目線を向けると、
そこには確かに女性3人組で
笑いあう美希の姿があった。



『美希……。』



今夜は、絶対に会えないと思っていた。



だから、そんな彼女のサプライズに
俺の胸はさらに熱くなった。