あの頃の君へ〜eternal love〜

『ありがとう。大切にするよ。』



俺がプレゼントを受け取ると、
凛ちゃんは満面の笑みを見せた。



『…で!お前はねぇのかよ?』



『はぁ〜!?プレゼントぉ〜?
そんなのあるわけないでしょっ!!』



『給料日前でお金ないしー。』



『、、ホント可愛くねぇヤツ。』



俺はチッ!と舌打ちをして、
いつものように夏希に絡んだ。



『じゃあさ…、、
チュウしてあげよっか?』



『はあ!?』



『あたしからのプレゼントっ!!』



夏希がニヤけながら
強引に俺に詰め寄る。



『結構ですっ!!!!』



そんな二人につられて、凛ちゃんも
また楽しそうに笑みをこぼした。