あの頃の君へ〜eternal love〜

『おい！ほっとけって！』



俺は成美さんをかばうように
隣で忠告した。



『私ねぇ、、』



『売られたケンカは買う派なの。』



『さぁ、次はヘネシーを入れて？』



そんな俺の忠告もむなしく、
成美さんはさらに彼女をあおり続けた。



『このババアーーっ！！！』



すると、逆上した葵が
怒鳴り声をあげて、思い切り
成美さんに殴りかかろうとした。



『おいっ！！辞めろって！！』



『お客様っ！！！』



『葵ちゃんっ！！落ち着いてっ！！』



俺の大声に、すぐさま
飛龍さんと秀吉が駆けつけ
俺たちは必死で彼女を止めた。