あの頃の君へ〜eternal love〜

『急いで行こう!』



『ええ。』



車を降りると、



2人は小走りで店へ向かった。



ここから店までは
通常歩いて約5分だ。



その途中、



駅から続く長蛇の列に遭遇し
2人は思わず脚を止めた。



『ねぇ‥』



『今日は何かイベント
でもあるのかしら‥?』



『さぁ‥?』



そんな疑問を胸に抱きながら
前に進んでいると、



____ドンッ!!



『あっ!ごめんなさいっ…!』



彼女の肩が見知らぬ女性と
すれ違いざまにぶつかった。



しかし、



彼女は女性の顔に見覚えがあった。



その女性は古くからの
eternalの常連客だった。