あの頃の君へ〜eternal love〜

『はぁ…っ!!』



『あぁっ、、』



『あなたに抱かれたいわ。』



『………ダメだ。』



『どうして‥?』



『このまま成美を抱いたら』



『俺が俺じゃなくなる。』



『だから‥』



『お楽しみは大事に
とっておかないと‥だろ?』



彼女を傷つけないように
俺はそっと唇を離した。



これ以上触れ合うのは
さすがにマズイと思ったからだ。



『じゃあ…』



『あなたが本当に私だけの
ものになってくれたら‥?』



『その時は俺が
成美を壊すよ‥?』



『ふふっ‥//』



『そんなあなたを
早く感じたいわ。』



彼女が俺の腰に腕を回して
胸の前で笑みを浮かべた。



2人にそんな日は一生来ない。



何もかもがこれで最後だ。