あの頃の君へ〜eternal love〜

『じゃあ俺カシスオレンジねっ!』



『美希、お前は?』



『私は武瑠と同じものがいいな!』



『じゃあ、ジントニックを2つ。』



『はいよ!』



そして、



マスターが再びシェイカーを握り
軽快なリズムでそれを振り始めた。



『なぁ…』



『あの子って誰だよ?』



『…俺が最近気になってる子!』



『なになにぃ〜!?』



『ついにお前にも春が来たか〜?』



俺は秀吉をからかうように
ふざけ半分でそう言った。



『そうかもしれない…//』



秀吉が照れくさそうに
細い鼻先を指で隠した。