『な……なにを
やってんだよ――』
卓は呆然と立ち尽くしていた
そして卓の目の前には突然、卓に声を掛けられて……まだ抱き合っているままの私とお兄ちゃん。
私は卓の顔を見て、うつむいたまま
お兄ちゃんは、ずっと卓を見ている
『卓・・・・ごめん』
『何なんだよ!!
ごめんって何なんだよっ!!』
そう叫びながら近付いて来る卓を目にして私とお兄ちゃんは離れた
『何をやってたんだよ……兄貴っ!!』
卓は、お兄ちゃんの胸倉を両手で掴んで叫んだ
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