そして、夜になって、お兄ちゃんを呼び出して外に出た。
『何?どうしたんだ沙奈?』
すごく不思議がってるお兄ちゃん。
『うん、あのさ。
……お兄ちゃんは千夏さんの事はもう好きな気持ちは無いの?』
『無いよ。
だから今日、沙奈に告白したんだよ』
『ほんの少しも好きって気持ち無いの?』
『どうしたんだよ。
俺がまだ千夏を好きだと不安なのか?…………な、わけないか。
沙奈は、卓が好きなんだもんな』
『……………』
やっぱり、卓を好きな事、バレてるなぁ…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…