そして、お兄ちゃんが告白を終えて少し間をあけて、ブランコに座っていた卓が立ち上がり私の所に来た。 『じゃっ俺からの沙奈への告白、聞いてくれよな!』 少し悪ぶった口調で言った卓に私は、頷いた。 そして、卓は、両手を大きく広げて空を見上げて深呼吸をして卓の口から言葉が出てきた。