『ホテルはそっちじゃないだろ 来いよ!!』 ますますガラが悪くなって無理矢理、手首を掴まれた 嫌だ 怖いよ 助けて そう言いたいのに声が出ない 声が出ない分、私は必死に抵抗する 『クソッ!! 細いわりに馬鹿力だなお前。 面倒くさいから、ここでヤってやるよ!』 気持ちの悪い吐息をしながら私に抱き付いてきた 怖い!怖い!怖い!怖い!怖いよ!!! 助けて 『お兄ちゃん!!!』 あまりの怖さで側にいないお兄ちゃんを呼んでた