『あっ、姉貴!! どうしたんだよ?』 うわぁ、気付かれた 卓は、さっきまで仲良く話していた女の子を放ったらかしにして私の所にやってくる 『あ、あの、ゴメン。会話中だったのに……』 卓は、さっきの女の子に振り返りながら 『あぁアイツ? 別に良いよ。 ただの友達だしさ。 まぁ1回、告られたけど……』 やっぱり…… どう見ても卓の事が好き好きオーラを放ってるもんね 『そ、そうなんだ。 それで彼女にしたの?』