来る日も来る日も、同じような事ばかり考えていた、ある日―――――― 事態は動いた…… 私と卓が、リビングでテレビを観ている所に、お兄ちゃんがやって来て私の座ってる目の前に立ち、そして私の目線の高さまで腰を下ろした 久しぶり……だなぁ 真っ正面から、お兄ちゃんの顔を見たの そんな感想を心で言っていたら、お兄ちゃんは私の手を握ってきた それを隣りで見てる卓は、文句を言おうとしたみたいだったけど、お兄ちゃんが片手をパーにして卓の口元に押しつけて卓に無言の圧力を掛けながら私に話し始めた