こうやって、お兄ちゃんと会話してる最中に私は……また、お兄ちゃんを好きだと思った。 だって、歩道の外側を歩いている私に、さり気なくお兄ちゃんは内側から外側へと入れ替わるんだもん。 この時、一瞬 お兄ちゃんの彼女になった気がしたよ 卓も私と歩く時は私を内側にするけど、お兄ちゃんのように、さり気なくじゃないんだよね。 卓は『危ね~だろ、中に入れよ』 って、言うの。 それはそれで格好良いのかも知れないけど、だけど私は、さり気なくが気に入ってた