「特別な・・・・・・?」



「その刀は、花の巫女とその恋仲にしか抜けない特別な・・・・・・・・・!!」





つまり、巫女と想いが通じあった人間しか抜くことができないということ。





・・・・・・・つまり。




「そういう・・・・・・ことですか」




これなら、僕は吉田に勝てる。










僕は"十六夜"を振りかざした。




すると、畳から木の芽が生えてきた。



「・・・・・・これはっ!」




その芽は瞬く間に成長し、吉田を拘束した。




「生命の力・・・・・・!」




「────終わりです。」




僕は吉田の心臓に刀を突き刺した。








沖田sideend