ありがとう〜新撰組のみんなへ〜



「ふぅん……なかなかやるんだね。噂はあてにならないと思ってたけど、たまにはあたることもあるんだね。」


「ほぉ。噂ですか。どんな噂です?」


「腕だけはたしかな浪人集団、だったっけ?さっきも言ったけどね。あとは、人斬り新撰組。ま、確かにその通りらしいけどねー。だって、君らただの農民だろ?武士でもないやつに斬られるのはまさに武士の恥だね。」





「ならば、武士の恥をかかせて差し上げますっ!!」




そろそろ決着をつけなければ、体力的にも厳しい。




僕は三段突きの構えをとった。








――――そして、吉田に三段突きを迫った。






「ふっ・・・」




吉田はニヤりと笑った。





その直後には、僕の刀は地に落ちていた。





一体、何が・・・・・・・・・