─────ゴンッ 直後、私の体に鋭い痛みが走った。 「桐沢くんのお気に入り?? ゴキブリのくせに??」 神崎さんが私の背中に思いきり肘をついたのだ。 「……桐沢とは、ただの幼なじみで、なにもない…………」 「口答えすんじゃねぇよ!」 また、ひとつ、傷が増える。 私はこれ以上、傷が増えるのを見たくない。 だから、私は────