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「沖田さーん!待ってくださいよ~!」



あれから数分後。


私は沖田さんに頼み、一緒に刀を買いに行くことになった。


ていうか、貰ったお金、墨と筆、刀買うにしては多い気がする。


この時代の物価よくわからないけど、それにしたって、多くない?


ま、いいか。


「舞花さん。着きましたよ。」


あ、刀売ってるお店についたみたい。


にしても。


「すごい数………」


軽く100はあると思う。


この時代は刀なんて当たり前なんだろうな……



「舞花さん。外に居ますので、済んだら言って下さいね。」


「あ、はい。」



さて…刀を選ぶわけだけど。


どんなのがいいわけ?


「あ………」


見渡してみると、鞘に細かな細工がされた刀に目が止まった。