「来ないのなら、こちらからいきますっ!」
沖田さんはそう言って、私に向かってきた。
──あれ?
私は、1つ。疑問に思った。
──動きが、遅い?
沖田さんの竹刀が、まるで止まっているかのように遅く見えた。
──勝てる?
そう思った私は、隙を狙って沖田さんの後ろにまわり、竹刀を首に当てた。
「………参りました。」
「しょ、勝者、えっと……」
「あ、舞花です。」
きっと、名前言ってなかったからわからなかったんだな、と。私は勝手に解釈した。
「総司に勝つとはな。おい、あとで副長室来い。」
「は、はい。わかり、ました。」
土方さんはいつのまにかいて、私に、そううと道場から出て行った。
沖田さんはというと、ずっと俯いてた。
多分、私のせい。



