「あ、私、隊士さんと試合をすることになって、それで、私袴を持っていなくて、お借りしたいのですが……」
「あぁ、そういうことですか。いいですよ。ついてきてください。」
沖田さんは歩きだした。
ちなみに今いる場所には井戸がある。
私が始めに連れてこられた部屋から井戸は見えなかった。
どれだけ迷ってたんだろう…。
「舞花さん、ちょっとまっててくださいね。」
沖田さんは部屋に入っていってしまった。
───…しばらくして。
「お待たせしました。これでいいですか?」
沖田さんが差し出したのは、紺色の袴。
「あ、はい!大丈夫です!」
「じゃあ着替えたら道場にきてくださいね。」
沖田さんは道場へと向かった。
私は沖田さんの部屋に入り、今まで着ていた制服を脱いで、着替え始めた。
着替え終わったら、次は髪。
腰まである長い髪を、頭の高い所で一つにする。
今でいうポニーテール。
「よしっ!できたっ!」
そして私は、道場へと向かった。



