さっきと同じ広間?に案内された。 中には、近藤さん、土方さん、そして、忍装服を着ている人と、幹部?と思われる人達がいた。 忍装服を着ている人は山崎さんかな。 あとの人は……藤堂さん、永倉さん、原田さん、井上さん、山南さん、かな。 「おい。テメェ間者じゃねえだろうな。」 沈黙を破ったのは、土方さん。 その問いに、私は首を横に振った。 「………もちろんですよ。」 貧血気味なのだろうか。あまり体に力が入らない。 正直、立っているのもツラい。 それに気づいた沖田さんは、私を座らせてくれた。