───姿を見せてはくれないの?


『ごめんね……姿は見せられないんだ…
 天界の掟で……』


───そうなんだ…わかった。



『──舞花。どうして、二度も死のうと
 したの?』


────どうしてって……生きる意味がな    いから。


『そんなことない!舞花!ちゃんと向き
 あって!現代では辛かったかもしれな
 い!けどね!?幕末…そして、新撰組
 のみんなとなら…きっと、舞花は生き
 意味を見つけられると思うの!』


───新撰組の人達…優しかった…でも…


『舞花……。もう一度、信じてみない?
 人を……新撰組のみんなを……』


───そうだね…もう一度…