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「……………ん…ここ、は?」
起き上がると、そこは屋上だった。
隣には、タイムスリップする直前に私が自殺するのを止めた桐沢がいた。
桐沢は柵によりかかりながら眠っていた。
「桐沢ーはやく起きてよ」
軽く揺さぶれば、桐沢はすぐ起きた。
驚いたかのように、私を見ながら。
「おま、なんで…………」
そうだ。私、屋上から落ちたんだっけね。
「ふふ。帰ってきたみたいでさ
また、よろしく!さっきは……ごめん」
「お前な………!もう自殺なんてすんじゃねーよ!!
俺、心臓止まるかと思ったんだぞ!?」
「…………今まで散々無視してたくせに、調子良すぎ。」