「舞花さん。少し聞いてもいいですか?」
「いいですよ、なんですか?」
「吉田に聞いたことなんですが………」
沖田さんは何故かその先をなかなか言おうとしない。
そんなに言いづらいことなの?
なんか……………
余計気になる。
「僕は舞花さんの刀を使って吉田を倒したんです。でも、舞花さんの刀は【花の巫女】とその恋仲しか抜くことができないらしいんです。」
「……………」
それって、つまり…………
お、沖田さんと両想いってこと?
え、ちょっと待ってよ。
私沖田さんが好きっていつ言ったっけ?
でも、まぁ。
……………好きなんだけどさ。
「舞花さんは…………僕を好いているんですか?」
言っても…………いいのかな。



