──────── ────── ───… 「────今のが、私の前世……?」 長い、長い過去だった。 でも、まだわからないことがたくさんある。 花翼がその後どうなったのか。 儚月のことも。 「まだわからないことがたくさんあると思うけど、とりあえずこれが舞花の前世。その他のことは……これから説明していくね。」 ────刹那、白く光る私の体。 私は瞬間的に目を瞑った。 そして、意識は途切れた。