「浅葱殿……………」 花翼は冷たくなった浅葱の頬に手をあてる。 「私は、貴方と一緒にいます。お一人には………させません。」 花翼は浅葱の胸に倒れ込んだ。 「浅葱殿、────愛しています。」 花翼は、瞼を下ろした。 十八という短い人生に、幕を下ろした。