夏の暑い日に

♪夏が過ぎ風はやみ~

お店に流れた、
井上陽水の少年時代。
結構気に入ってる。

ミーンミンミン...

「うるせぇ...…」

家にはエアコンがついてない。
節約のため、どうしても暑いときには
この馴染みのカフェに来る。

「ひーくん、おせーてぇ。」
「里奈さ、少しは頭を使いなさい。」

妹の宿題を見てやってる。
年離れの小学3年生の妹、
結構かわいい。
でも俺は甘やかさない...つもり。

「おねがいぃ~」
「かけ算使って全体の個数導き出して、そのあと引き算しまくればいいんだよ…」
「えへへぇ、ひーくん優しぃ!」

何だかんだで教えてしまう。
まあこれが有川だったら完全放置だろう...

チャリンチャリン...

いい感じに風鈴がなる。
結構涼しい...

時計に目をやる。
14時30分


あ。


「ごめん里奈、兄ちゃんちょいと用事あったわ、待っててな。」
「わかったー!里奈おりこうさんにしとく!」

我妹ながら犬みたいだな…

用事というのは。
まあめんどくさいこと。