「触って、大丈夫なの?」 「そうだね。外す意思を持っていなければ、このネックレスは危害を加えないよ。 ミユウも触ってみる?」 「・・無理そうだから、やめとく。」 「へえ、心配してくれて嬉しいなあ!」 本当にこの人は誤魔化すのがうますぎて感心してしまう。 呪われていると知って、何故こんなに無邪気に笑えるのだろうか。