うつくしいもの



入り口でドリンク代を言われるままに支払い、

奥へと進む



中には溢れるくらいの人が沢山居て、
ステージの上にいるJUKEが凄く輝いて見えて



涼雅に、一目惚れした




音楽だってかっこよくて、
その瞬間からそれが私の全てになった




私は家や学校がそれほど楽しくもなくて、
勉強も出来ないしやる気もしない


将来の夢なんか、全くなくて



痛くもなく苦しむ事もなければ、

死んでも構わないかな、って思いながら毎日を過ごしていた



息をするのだって、煩わしくて