「はい」 静かな部屋、 優雅の声は響き、 電話の相手の声も、何を言っているか迄は分からないけど、 聞こえて来る 「えっ? うん。 10時からリハ 」 優雅はそう言った後、 ずっと頷いているだけだった そして、 「今から、そっちに行く」 そう言って、電話を切った