これってイケナイ恋ですか?

ーーのだが、

「ねぇ。彩夏。ここ…どこ?」

「わかんない…。てか、校舎暗すぎない?」

さっきまで明るかった校舎が後夜祭始まると同時に校内の電気が消えたせいで、ただでさえ迷いやすい校舎なのに簡単に迷ってしまった。

「てか彩夏…。怖いよ…」

「そんなこと言われたって…。大丈夫。私がいるから。」

「あ、彩夏…♡」
「し、詩織…♡」

エンダァァァァァァア
※レズじゃありません

ってそんなことしてる暇はない。
入学して2ヶ月が経とうとしているのに、校内で迷うなんて…

「誰かいんのかー?」

「「えっ?」」

この声って…。もしかして?

「おいおい。なにしてんだよ?今後夜祭の時間だろ?」

「迷子になりまして…」

おぉ!!彩夏。はっきり言うな。笑

「迷子?!出口あそこだぞ?」

え。本当だ。あそこでピクトさん光ってる。

「あの、ありがとうございました!!」

「俺も行くよ。俺も後夜祭出ないとだし。」

「ねぇ。あなたってなんなの?」

あら。彩夏さん。お口が悪いですよ?
そして何様なのですかw
まぁ、それは気になっていたことなのだけれど…

「はぁ?」

まぁ、そうなって当たり前ですね。うん。

「お前ら、俺のこと知らねえの?」

「「うん」」

ここはね、うん。はっきり言っておいたほうがいいよね。

「俺、ここの教師だけど?あっ、因みに数学担当だ。」

へぇ~。そうなんだぁ。

「で?」

で?ってww彩夏さん。で?ってww

「で?ってなんだよ(笑)」

「名前聞いてるの」

「横山 流星(よこやま りゅうせい)」

横山先生かぁ。

「んじゃ流星。」

「呼び捨てするな。」