出勤は峻の車だったので、1人で帰ることになった渚は駅へ向かって歩く。峻は近くの居酒屋へ行く。これから春佳と話をしなければならないと思うと憂鬱だが、渚との未来のためにはっきり言っておかなければならない。お互い、朝の浮かれた気分はなくなっていた。
店に入ると先に来ていた春佳が峻に気付いて、嬉しそうにカウンター席から手を振っていた。隣りには座りたくないが、席を移動する時間でさえ惜しいと思い、春佳が座るようにと叩く椅子に座る。
「ごめんね、先に飲んでいたわ」
「別に構わないよ。ウーロン茶をお願いします」
春佳は楽しそうに半分になったビールのジョッキを掲げて見せるが、峻の態度は冷たい。だけど、そんな態度に春佳はめげない。
「えー。飲まないの?じゃあ、何食べる?」
メニューを峻に差し出す。
「こちら、ウーロン茶です」
峻の前に早々とウーロン茶とお通しの煮物が置かれた。
店に入ると先に来ていた春佳が峻に気付いて、嬉しそうにカウンター席から手を振っていた。隣りには座りたくないが、席を移動する時間でさえ惜しいと思い、春佳が座るようにと叩く椅子に座る。
「ごめんね、先に飲んでいたわ」
「別に構わないよ。ウーロン茶をお願いします」
春佳は楽しそうに半分になったビールのジョッキを掲げて見せるが、峻の態度は冷たい。だけど、そんな態度に春佳はめげない。
「えー。飲まないの?じゃあ、何食べる?」
メニューを峻に差し出す。
「こちら、ウーロン茶です」
峻の前に早々とウーロン茶とお通しの煮物が置かれた。


