カツン…カツン… 薄暗い廊下を歩く。 私は裏の人間。表には出ていけない。 私の向かう場所。 それは学校にあるのに学校ではない禁断の部屋。 裏の人間である私にはぴったりだ。 表には行きたくなぃ。…行けなぃ。 だから、禁断の部屋へとむかう。 禁断の部屋もまた、裏の存在。…私と一緒。