***** 「ただいま~」 「おかえりなさい。 後一時間くらいで晩御飯できるからねー。」 「はーい……」 お母さんの話に適当に返事を返して、 2階にかけ上った。 すぐに鏡を見る。 胸元でキラキラと光るハートに思わず表情が緩む。 嬉しい……。 嬉しいな……。 「キャーーっ」 私は叫びながらベッドに飛び込んだ。 遥。遥。遥……。 大好きっ 大好き!! ベッドの上で転がるのをやめ、 私はもう一度鏡の前に立った。