そのシーンは知らない人に告白される。

まさに今の私ですが。

そしてこう言う。「まだよくわかんないから…友達からでいいかな?」と。


ぴったりというかまさに私はその主人公。

これなら相手も傷つかないだろうし。



息を吸って…吐いての深呼吸をして、桜羽 美鈴、いざ参る!


「君の事よくわからないから…友達からでいいかな?」

決まった…!

我ながらいい演技だったと思う。

自分を褒め称えたい。


アカデミー賞もらってもいいんじゃないかな。



正直“あの…桜羽さん?”を無視していたから罪悪感があるんだけどね。

あの後何も言わなかったから少年はしたを向いてしまっていたし。