真面目君の笑顔に恋をして

それを隣に座ってたお父様が「夢じゃないよ」と言って背中をさする。


お父様もなんか少し泣いてる気がした。


「どちらのお嬢さんが本命なんですかね」


私達を交互に見て涙をすくい取りながら笑ってそう言った。


いやいや!本命とかそんなのないです!

というか拓真の話し方はお母様似なんだな…。



そして“せっかく友達が出来たのに”そう聞こえたのは気のせいだと思う…。

そう、きっと気のせい。