真面目君の笑顔に恋をして

外はまだ少し冷える様な風が吹いていた。


「5月とは言えまだ少し寒いな…」


目を瞑って音に集中してみた。

するとザアッて音が聞こえる。


草と草がぶつかったり擦れあって出来てる様な音は海にも似ていたけど、海とはまた違った綺麗さや心地良さもあった。



なんかこういう音もたまにはいいなとか思えてくる。

ふと上を見上げると綺麗な夜空だった。


星がたくさんで、夏でも秋でもないのにその空は天の河に見え、なんとも不思議な感覚になる。