「とりあえず玄関で立ち話ししてないで、部屋に入ろうよ」
トオ兄がリチャードにスリッパを出し、それを合図に家族はぞろぞろとリビングに移動した。
リビングに入ったリチャードは誰よりも早くソファに腰かけ、「さ、早く着替えてきて」と私を促し、鑑賞モードに入った。
「ねえ、いくらなんでも私がオーディションを受けるって話が飛びすぎだよ。水着姿なんて見せても意味ないと思う。ね、ママ?」
「そうね………」
「だよね」
「着てみたほうがいいわね」
「えーーー! なんで?」
「だってリチャードたらすっごくしつこくて、その上思い込みが激しいのよ。この際、水着姿でも裸でも披露して、あんたがオーディションなんてちゃんちゃらおかしいスタイルだって見せてあげましょう。そうすればすぐにかたがつくから」
トオ兄がリチャードにスリッパを出し、それを合図に家族はぞろぞろとリビングに移動した。
リビングに入ったリチャードは誰よりも早くソファに腰かけ、「さ、早く着替えてきて」と私を促し、鑑賞モードに入った。
「ねえ、いくらなんでも私がオーディションを受けるって話が飛びすぎだよ。水着姿なんて見せても意味ないと思う。ね、ママ?」
「そうね………」
「だよね」
「着てみたほうがいいわね」
「えーーー! なんで?」
「だってリチャードたらすっごくしつこくて、その上思い込みが激しいのよ。この際、水着姿でも裸でも披露して、あんたがオーディションなんてちゃんちゃらおかしいスタイルだって見せてあげましょう。そうすればすぐにかたがつくから」


