「いや、僕には透視力があるからね。洋服の上からでも十分にサキの体が見えるんだ」
バスっという渋い音と共に、リチャードの腰にママの回し蹴りが綺麗に決まった。
「くだらない冗談はいいかげんにして。確かにパパの言うとおりよ。このジャージ姿の咲季を見て、シェリルのイメージにピッタリなんて適当すぎよ」
「うーん、本当にだいたいの体型は洋服の上でもわかるんだけど、確かに足の形は見ておくべきだな。サキ、ちょっとスイムウエアを着てみてよ。タンクトップにショートパンツでも構わないけど」
「やだよ、そんな恥ずかしい。オーディションなんてムリ、ムリ。絶対無理だから」
私たちのやりとりをトオ兄の横に並んでずっと聞いていたモンモンが、退屈そうにファーと大きく欠伸した。
バスっという渋い音と共に、リチャードの腰にママの回し蹴りが綺麗に決まった。
「くだらない冗談はいいかげんにして。確かにパパの言うとおりよ。このジャージ姿の咲季を見て、シェリルのイメージにピッタリなんて適当すぎよ」
「うーん、本当にだいたいの体型は洋服の上でもわかるんだけど、確かに足の形は見ておくべきだな。サキ、ちょっとスイムウエアを着てみてよ。タンクトップにショートパンツでも構わないけど」
「やだよ、そんな恥ずかしい。オーディションなんてムリ、ムリ。絶対無理だから」
私たちのやりとりをトオ兄の横に並んでずっと聞いていたモンモンが、退屈そうにファーと大きく欠伸した。


