「どういうわけかトオ兄のことばっか自慢して終わった」
「最初だけじゃなく?」
「どういうこと?」
「2人がサンマルクで会っていたけど、咲季は俺の話をしてたって、さっき幸男が教えてくれた」
やっぱりそうか。
トオ兄ファンの幸ちゃんは改札に入ったと見せかけて、サンマルクに戻って少しの間私たちを偵察し、いち早くトオ兄に報告していたわけだ。
だからあんなにニヤニヤしてたんだ。
「俺の話ばかりじゃ彼はがっかりだな。俺としては嬉しいけど」
「妹に自慢されると嬉しい?」
「そりゃ嬉しい」
「『希沙良さんはお兄さんのことが大好きなんだね』って。ブラコンだと思って、ドン引きされてるかもしれない」
「最初だけじゃなく?」
「どういうこと?」
「2人がサンマルクで会っていたけど、咲季は俺の話をしてたって、さっき幸男が教えてくれた」
やっぱりそうか。
トオ兄ファンの幸ちゃんは改札に入ったと見せかけて、サンマルクに戻って少しの間私たちを偵察し、いち早くトオ兄に報告していたわけだ。
だからあんなにニヤニヤしてたんだ。
「俺の話ばかりじゃ彼はがっかりだな。俺としては嬉しいけど」
「妹に自慢されると嬉しい?」
「そりゃ嬉しい」
「『希沙良さんはお兄さんのことが大好きなんだね』って。ブラコンだと思って、ドン引きされてるかもしれない」


