「で、ハーバードに行ってるの?」
「ううん。どうしても犬と離れるのが辛くて、大学は日本にするって。ハーバードは大学院でいいやって」
「犬?」
「うん。我が家の愛犬。うちのアイドルで特に兄貴が溺愛してるの」
意味がよくわからないというように、目の前のカップを持ち上げ「季咲良さんのお兄さんて、変わってるね」、と一口抹茶ラテをすすった。
「うん、君もね」と、再び心の中でつぶやく。
「で、ハーバードをやめて大学はどこに行ってるの?」
この言葉の中に、ハーバードを行くのをやめたとか言って、どれほどの学校に行ってるの? 本当にハーバードに行けるほど優秀なわけ? という、疑いと皮肉が混じっていることをいちいち感じてしまうのは、三品君がわかりやすいからか、私がひねているからなのか。
「ううん。どうしても犬と離れるのが辛くて、大学は日本にするって。ハーバードは大学院でいいやって」
「犬?」
「うん。我が家の愛犬。うちのアイドルで特に兄貴が溺愛してるの」
意味がよくわからないというように、目の前のカップを持ち上げ「季咲良さんのお兄さんて、変わってるね」、と一口抹茶ラテをすすった。
「うん、君もね」と、再び心の中でつぶやく。
「で、ハーバードをやめて大学はどこに行ってるの?」
この言葉の中に、ハーバードを行くのをやめたとか言って、どれほどの学校に行ってるの? 本当にハーバードに行けるほど優秀なわけ? という、疑いと皮肉が混じっていることをいちいち感じてしまうのは、三品君がわかりやすいからか、私がひねているからなのか。


