「俺.初めて会った時から恋奈に....
惹かれてたのかもしんない」

「ひ....かれて....た?」

どうしよう。目の奥がジーンと熱くなってきて
目から何かがこぼれ落ちるのを必死に防いだ。

「そっか....。そうだよな....。
知り合って2日目に告るなんておかしいよな....」

え....?

「ちがっ....。別に嫌だった訳ぢゃ....ない。」

そういった瞬間。
優雪は.とても悲しそうな表情をした。

「いいよ....。言い訳しなくて。ゴメンな?俺....。」

「ううん....。嬉し....かった....」

あたしがそういった瞬間。
優雪は逃げ出すように教室を出ていった。


それは何かの始まりだったのかもしれない....