「南―!!おいてくぞ!!」
いつも間にか遠くの方に行ってしまったいた袴田君。
普通、彼女を置いてきますか!?
あり得ないですー
とろとろと袴田君の方に向かって歩きます。
「南―走れー!」
「…無理だ!!」
「走れー走れー」
「…」
それでも、私はとろとろ歩きます。
なんたって寝起きなのだからな!
やっとのことさで追いついたのに、またすたすたとー
「…いったいここはどこなんですか!?」
「はっ?見てわからない?」
「…」
なんか、今のむかついた!!
ㇺってしたぞ。ㇺって。
見てわからないかって言われましてもねー
…広い駐車場としか
広い駐車場ねーねー
まわりを見渡す。
…

