「岳!!お前、何もかわってないなー」
「まーねー」
久々のメンツに懐かしい気持ちになる。
このクラスは理系のクラスで、男ばっかりのクラスだった。
女はたったの10人程度。
…男くさいんだな。
みんなもうすでに盛り上がっていて、何人かは出来上がっている。
「岳―そういえばさ」
「なんだよ」
この場とはにつかない真剣な表情の聖。
…いったい、何を言い出すのかとひやひやする
「お前、まだ彼女いないのかよ」
「…余計なお世話だ」
「えー、何、紹介してあげようか!?」
「…いらん」
真剣になって何言い出すかと思えばそんなこと
…がちで、余計なお世話だし。
彼女なんてここ何年いない。
数えるのは怖いから数えないから。

