Classbook




「さーて!!そろそろお開きにしますか!2次会行く人―!!」


同窓会の幹事が意気揚々に2次会にみんなを誘い始める。

ほとんどの人が行くみたい


「南はどうする?」

「私は、行かない。眠いし。また、徹夜続きが始まるからさー」

「じゃ、俺も行くのやめよっかなー。明日も学校に行かないといけないし」

「そっかー、あ、麻未ちゃん。私帰るね。これ、会費。渡しておいてー」

「えー、芙美ちゃん行かないのー」


かなり出来上がっている麻未ちゃん。

麻未ちゃんを置いて、かなり盛り上がっているお店から出た。

外に出た瞬間に吹いた少し冷たい風。

少しお酒の入っている私にとってはちょうどよくて。

そのまま、その場に座り込む。

少し酔った。

…少し。

やっぱり、お店の目の前に座っているのは迷惑だからそろそろ帰ろうとした時だった。


「南?帰ったんじゃなかったのんか?」

「あー、袴田君」

「何してんだ?」

「風に当たってた」

「ふーん」


なかなか続かない会話。

でも、なぜか袴田君は私の横に立ったまま、動こうとしなかった。