「え、南さん警察に務めてるの!?」
「科捜研だよ」
「えー、怖い怖い」
何がこわいだよ
久々にみるクラスメイトの人たちは全く変わってない人もいれば、ずいぶんと変
わった人も。
…私は
まったく変わっていない人なんだけど。
「あ!南じゃん」
「あー、袴田君」
5年ぶりにあった彼。
袴田岳
彼は高校の時よりも大人っぽくなっていた。
彼は仕事帰りなのかスーツを着ていて、それがまた似合っていた。
…似合うようになったというのか。
でも、高校生の時の面影もある。
…まだ、私が好きだった彼がそこにいた。
「南?」
「…あー、ごめん」
「南、今日来ないかと思ってたよ」
「あー、寝ちゃってたんです」
「そんなに仕事忙しいの?科捜研だって来たけど」
「まー、昨日徹夜で、鑑定してたもんでしょうがない」
「まじか。俺そんなのぜったに耐えられんわー」
「袴田君は教師になったの?」
「まー、小学校のね」
久々にしゃべった袴田君。
なんだかんだ、今までのように、むしろ、昔よりもしゃべれた気がする。
同窓会はなんだかなんだ楽しかった。
ほとんど袴田君としゃべっていた。
…なんか、高校生の時を思い出した。

