「南、俺と一緒に住まないか?」
「…マジですか」
何を言い出すかと思ったら…
確かにですね。
私、仕事忙しいし、袴田君くんといるといつも寝てるし、あんまり会えないし…
私もそうなるとそれなりにうれしいです。
でも、まだ付き合い始めて1か月ぐらいしかたっていないということが、私の考えを邪魔す
る。
知り合ってからはそれなりに長い。
でも、その分空白だった時間も長い。
「南は、そのままにしておくと、返事をいつまでたってもくれないような気がするからさ、
今、返事してよ」
「…今ですかー」
確かにですよ。
袴田君の言う通り、いつまでたっても返事を言わないという性格。
というか、忘れるというね。
袴田君がそういうのもわかりますが。
これって結構重要なことじゃないですか!?
だって、一緒に住むかどうかっていう話ですよ。
私にはメリットしかないです。
はっきり言うと。
毎日ちゃんと寝れるようになるし。
家賃安くなるし。
でもさ、男の人と住むというところに少しの抵抗があったりもする。

