「…あれ?」
「あー、起きたか?」
短い時間だったけど、1か月振りに深い眠りにつくことができた。
時計を見ればかなり時間は過ぎていて…
久々にこんなに寝たななんて考える。
袴田君も帰らずにここにいてくれて、なんだかんだ感謝。
「南、ちょっとこっち」
そういわれて、ベッドから出て、袴田君の向かいにテーブルを挟んで座る。
私の頭は寝起きで、まだボーっとしてる。
まだ、寝たりないという気持ちも多少たりともある。
「南。今からまじめな話だからな。ちゃんと、俺の質問に答えろよ」
「…はい」
「で、まずは、なんで、寝てないのか聞こうか?」
「仕事が忙しかったからです」
袴田君がなぜそんなことを聞くのかはよくわからないけど。
仕事が忙しくて寝れてなかったのも事実
「ホントにそれだけか?」
「…はい」
「まー、あんまり深くは詮索しないけどさ。俺からお願いがある」
「…なんですか?」
いったいなにを言われるのか。
多少、ビビりながらも、袴田君のなにか決心したような顔を見る。

