Classbook


「南、ハイこれ」


あれからそれなりに楽しみました。

ゆらゆら揺れるものにたくさんのりました。

たくさん並びました。

私はクタクタです。

明日から仕事なんて考えたくもないくらい。


「なんですか、これ?」


帰り際、車の中で渡されたのはネックレス

…そう、ネックレスです。

小さいプレートに夢の国の某キャラクターがさりげなく彫られているシンプルな奴


「ネックレス」

「それはわかってるんです。何で?っていう意味です」

「お土産?」


なぜに疑問形。

自分で買ってきたのに

でもですね。これ、私が好きなデザインです。


「ちなみにーペアだったりする」


そういって、袴田君のてにぶら下がっていたのは私が今持っているものと同じもの。

一見違いは見えない。


「お土産ですかー」

「そう。大切にしろよー」

「わかってます。たぶんなくさないです」

「たぶんってなんだよ」


だって、私ものってよくなくすし。

いくら、彼氏からもたったとてつもなくうれしいものでも例外ではありません。

ものすごくうれしいものなんです。

内心もらってキャピキャピです。


「つけとけば、なくさないですよね」

「まーな」

ということで、私はつけておきます。

首につければまた違った感覚。

はっきり言っていままで、ネックレスなんてしたことがないんです。

もちろん誰かがもらったのだなんて滅相もない


「ま、帰るか」

「帰ります!!」

「よし」


帰りの車の中でももちろん寝ました。

私、確実に袴田君といるときって寝ている可能性が高いかもしれない。

でも、寝れるってとてつもなく幸せですからな