Classbook





「もー、袴田君なんて嫌いだ」

「はいはい」

「ぎもぢわるーー」

「ほれ、水」

「吐く」

「…あー悪かったって」


案の上体調が悪くなった私です。

気持ち悪いです。

袴田君は反省をしたのか、背中をさすってくれております。

なんとも優しい。

ベンチに座っておるのですが、周りの方からの視線が痛いです。

小さい子が私を凝視しておるではないか。

夢の国でこんなことしてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。

でもー


「きもちわるー」

「あーわかったって」


ホントにわかってくれているのか。

私の横に座る袴田君。

ほんとに、黙っていればカッコいいのになんて思います。

口が開くとサイアクですから。

だまって、動かなければいいのだよ。


「よし、次は回る奴行くか」

「…行きません!!」


なんてひどい。

あり得ないから!!

私はまだ気持ち悪いというのに。

それからだんこ拒否をしてなんとか絶叫系には乗らなくて済んだのです。

きっと、あれ以上乗っていたら私は夢の国がトラウマになってしまうところでしたよ