「…いないっ!?」
こんなところで迷子とか一生の終わりだからな
「何やってんだよ。はやくいくぞ」
「…はい」
どこからか現れた袴田君は少し機嫌が悪いです。
それでも、なぜか手をつないでるという。
…なんか、照れるじゃないか。
「南、いつまで百面相してるつもり?」
「…いや。そんなつもりはないですけどー」
「ほら、行くぞ」
「はいー。」
するすると連れていかれて、ゆめの国に突入―
「うげーーー」
「…変な声を出すな」
だって、だって!!
入った途端、人人人人人!!!
変な声も出したくなります!!
キャラとか崩壊してくるけど、この人ごみだとこうなっちゃうんです。
どこを見ても人―
こっちを見ても人―
あっちを見ても人―

